WBCダブル世界タイトルマッチ(長谷川穂積&粟生隆寛)at 日本ガイシホール

若干、チケット代は張ったが十分納得が行く最高の内容。穂積選手はスピードあるし、足の使い方が絶妙だった。ブルゴスのスピーディーなインファイトスタイルは絶妙で、左を使いながらコーナーに追いやるのがとってもうまい。25戦無敗の戦歴は確かだった。しかし、今日の試合は、幾度コーナーに追い込まれても軽快にスイッチして回避する穂積選手の技術と作戦が功を奏してブルゴスの良さを完全に殺していた。でもそれだけでは本日の判定の大差は生まれなかったと自分は思う。何が大差を生んだかというと、コーナーで回避できないと判断したとき、今日の穂積選手は足を止めて向かえ撃ったことだと思う。コーナーに追い詰められた場合に限らず、とっても良い右パンチをもらった(4Rか7Rの)とっても効いていそうな場面でも、気合で相手を挑発しつつまとまった連打で攻防した。これらが本日の結果を生んだのだと自分は思う。本当に素晴らしいボクシングで大満足。
粟生選手の試合は都合で最終Rしか見られなくて感想を言えないけど、先に勝ったことは先輩へのナイスパスで、穂積選手を勢いづけたことは間違いない。二人とも今日はすごかった!!お疲れ様です。ありがとう!!